2016春の高校バレーを振り返って
高岡第一高等学校男子バレーボール部 監督 石名田 周治
20年ぶりのベスト8という裏には様々なドラマがあったように思う。
2012年富山インターハイにてベスト16で敗退し、ベスト8に迫ったが、苦い経験として残った記憶。
今年度4月に開催された全国私学大会のベスト4をかけた準々決勝も駿台学園であり、勝つことができれば、今大会の準決勝は大塚高校ではなかったが、視野に入れながら1ヶ月前の抽選が終わってからイメージしていた。そして、選手にも事あるごとにそういった類の話をよくしたように思う。
試合が終わった後、自力で歩けない三角、肩が上がらない牧田の姿を目の当たりにした。しかし、100%に近い力を出し切った顔をしていたようにも感じた。ベスト4から上も視野には入れていたものの、監督しての力不足をこういう時に痛感する。
これまでチーム強化に関わっていただいた県外チームの先生方、県内学校関係者の先生方、富山県バレーボール協会の方々、保護者、そして何より選手に感謝をし、今後も精進しながら富山県バレーボールの強化・普及に関わり、ベスト4、ファイナルへと誓い、御礼の挨拶、ならびにご報告とさせていただきます。