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富山高専女子

文章

第50回全国高等専門学校体育大会回顧録

富山高等専門学校バレーボール(女子) 監督 眞岩 一幸


平成27年8月22日、23日、第50回全国高等専門学校体育大会バレーボール競技がカルチャースポーツセンター山鹿市総合体育館において開催された。本校は北陸予選で福井高専、石川高専を、北陸・東海地区代表決定戦で鈴鹿高専を下し全国に駒を進めた。全国では各地区予選を勝ち進んだ8地区の代表と開催校の合計9校による熱戦が繰り広げられた。第一日目には3ブロックに分かれての予選リーグが行われ、本校は長野高専、和歌山高専にそれぞれに勝利し、決勝リーグに進んだ。他のブロックからは松江高専、鶴岡高専が決勝に進出し本校と3チームでの決戦となった。第一試合では松江—鶴岡が行われ、第48回大会優勝校である松江高専がその実力を発揮し勝利した。この時点で第二試合の鶴岡戦で勝利すれば2位以内が確定する状況であった。そのような中で始まった第二試合。第一セットは鶴岡の高さに押され19−25でセットを奪われた。第二セットに入り気温の高さによる体力の消耗や2日目での疲労も出始めた状況で、どちらのチームも気力で攻め、守り続けた。結果、23−25で惜しくも第2セットも落としてしまった。その後の松江高専との試合に望みをつなげたが敗戦し3位が確定した。このように全国3位に終わったが、選手達は自分の持てる体力・技術を発揮し、北陸・東海地区代表として、富山県の高専としての力を十分に見せつけたと思う。この成果は本校後援会、教職員をはじめこれまでチームを支えてくれた関係者の方々のおかげである事に感謝し、ベンチで応援し続けた選手達も含め14名の部員の努力に敬意を表するとともに、今後さらなる上位を目指し富山県のバレーボール発展のために、選手、スタッフともに努力していきたいと思う。
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