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第17回全国社会人9人制バレーボール東ブロック男女優勝大会レポート

 今年で17回目を迎えた、全国社会人9人制バレーボール東ブロック男女優勝大会は2018年11月8日(木)~11日(日)の4日間に亘り富山市総合体育館を主会場に富山県総合体育センターと2会場で開催されました。
 第1日目は、午後4時からの開会式に先立ちオープニングセレモニーとして富山県警察音楽隊による華やかなドリル演奏で会場の雰囲気が盛り上がり、県警音楽隊演奏の行進曲に乗って各都道県の予選を勝ち抜いた、男子39チーム女子23チームの合計62チームが入場し開会式が始まりました。大会委員長の開会宣言、国旗・協会旗掲揚、大会会長挨拶、富山市長歓迎のことばがあり、地元チームの選手代表、男女二人のユーモラスな選手宣誓もあり、和やかなムードに包まれた開会式となりました。
 第2日目は、午前9時30分より男子10グループ女子6グループに分かれ予選グループ戦が開始されました。試合は男子29チーム、女子17チームの決勝トーナメント進出をかけて、ジュースあり、フルセットあり、1点を取り合うシーソーゲームありの熱い戦いが各コートで繰り広げられました。
 地元から男子は高岡鳳凰会・五箇山排球会・黒部クラブ・入善球友会の4チーム、女子はBraveAngels・ミズピュア魚津・砺波クラブ・Limeの4チームが出場、決勝トーナメント進出を目指し挑みました。
 結果、男子予選1組の入善球友会は予選グループ戦でサワショウ(山梨県)、花巻青雲クラブ(岩手県)に敗れ敗退、それでも7組の高岡鳳凰会は三重県庁に、8組の五箇山排球会はPanasonic伊勢(三重県)に敗れたが敗者復活戦でJT千葉をフルセットで下し、9組の黒部クラブはEDGE(新潟県)を破って3チームが決トに進出する活躍を見せました。
 女子は予選3組のLimeが新潟風クラブに敗れ敗者復活戦に挑んだがドリームズ(岐阜県)に敗れ、4組の砺波クラブは昭南クラブ(愛知県)と伊勢崎ほのぼのクラブ(群馬県)に敗れ共に予選で敗退、一方5組のミズ・ピュア魚津はダ★パンダ(神奈川県)を破り、6組のBrave AngelsTIES(福井県)と昭和体協(山梨県)に連勝し県勢の2チームが決ト進出を決めました。
第3日目は男女の決勝トーナメントが両会場7コートでベスト4進出を賭けて行われ、流石に予選を突破したチームとあって白熱した均衡試合が多くありました。黒部クラブは1回戦羽島クラブ(岐阜県)を2―0で下し2回戦でサワショウと対戦、入善の雪辱を期して挑んだが0―2で敗退、サワショウはこの後、決勝まで勝ち上がり準優勝の活躍を見せました。高岡鳳凰会は前年度3位の酔球会と大熱戦を展開、1タイからの第3セットは最後まで1点を争う好ゲームとなり21-19で奪い取る大殊勲で2回戦に進出、鮎沢クラブ(静岡県)と対戦、又もやフルセットとなり、第3セットはジュースを繰り返す大接戦、一度はゲームポイントを握ったが最後は振り切られ25-27で敗れました。五箇山排球会は1回戦で前年度準優勝のオルガン針と対戦、この試合も接戦となり19-21・20-22で悔しい敗退となりました。

一方女子は前年度ベスト4に勝ち進んだチーム中、3チームが順調に準決勝進出を決めました。

地元勢のミズ・ピュア魚津は1回戦で楓(新潟県)と対戦、第1セットを23-21で振り切り先取しましたたが第2、3セットを奪われ逆転負けを喫し姿を消しました。県予選を1位通過し、今大会予選も2連勝し決トに進出、上位進出が期待されたBrave Angelsは2回戦で、やとみクラブ(愛知県)と対戦、第1セットを先取しましたが第2セットを奪われ、第3セットはジュースにもつれ込む熱戦となったが20-22で競り負け悔しい敗退となりました。

 第4日目(最終日)は男女の準決勝、決勝が富山市総合体育館第1アリーナで行われました。

 男子準決勝第1試合はサワショウが前年ベスト8のLYNX(愛知県)を2―0で破り、第2試合は のぞみクラブ(愛知県)が三鷹球友会を2―0で下し両チームが決勝進出を決めた。

 決勝戦は予想通り白熱した互角の戦いとなり、のぞみクラブは18-2121-19の1タイから第3セットは序盤からリードを保ち、押し切り21-15で制し初優勝を飾りました。
 女子は準決勝第1試合で佐久総合病院が昭和体協に2―0で快勝し14年振りの頂点に大手を賭けました。第2試合は前年準決勝で争ったFINAL-Kと新宿闘心会(東京都)の再戦となり、新宿は前年は完敗しており雪辱戦となりました。第1セットは16-21で先取されましたが第2セットを25-23で粘って奪い返し、1タイからの第3セットは終盤まで1点を取り合うシーソーゲームとなったものの19-21で落とし7年振りの頂点を目前に今年も準決勝で涙を飲みました。決勝戦も前年と同チームの対決となり、佐久総合病院も前年は完敗を喫しており今年の巻き返しに期待されました。1タイからの第3セットは気力集中も気合が空回り、後半は力尽き10-21で落とし、今年も準優勝に留まりました。FINAL-Kは2年連続2回目の優勝を飾りました。
 決勝戦終了後、表彰式、閉会式が行われ、全日程を終えて無事終了いたしました。
 本大会にあたり、参加して頂きました代表チーム並びに、大会成功のためにご協力いただきました関係各位に深く感謝いたしております。
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