第8回湘南藤沢カップ全国中学生ビーチバレー大会 準優勝
夢をもって生きる事の大切さ -QUEENBEES 監督 山下 博幸-
毎年8月お盆の日。
ビーチバレーボールの全国大会が、聖地と呼ばれる神奈川県藤沢市・鵠沼海岸で開催されています。普段、インドアバレーのクラブチームとして活動する傍ら、広くバレーボールを知ってもらい、その奥深さを体感して欲しいと願い、ビーチバレーの練習も取り入れてきました。
ビーチバレーボールは、オリンピックでプレミアムチケットになるほどの人気の高いスポーツで、国民体育大会においても正式種目となっています。
見る人を熱狂させる華やかなスポーツである半面、インドアバレーと違い、自然との闘いでもある大変苛酷なスポーツとも言われています。
足場の悪い砂浜・ボールを揺らす風・照り付ける太陽など、自然との闘いに取り組むことで、選手達は逞しく成長を遂げていったと思います。
初参戦となった昨年、先輩達のお蔭でベスト16という成績を納める事が出来ました。
昨年を経験した3年生を中心に「日本一を獲る」事を目標に掲げ、厳しい練習にも耐えてきました。
その頑張りが見事に実を結び、本大会では他を寄せ付けない力を発揮して、日本一決定戦の場に辿り着く事ができました。
緊張はなかったと思います。選手達もプレッシャーを楽しむかのように伸び伸びとプレーしていました。
残念ながら、僅かな差で日本一を逃してしまいましたが、ここに至るまでの期間、大きな夢を抱いて、それを掴み獲る為に費やした時間。そして、その仲間達との関わりはかけがえのない経験になった事と思います。
そんな経験をさせてあげる事こそが私の役目であり、そんな経験をさせてくれた選手達に感謝の気持ちでいっぱいです。
選手達を支えてくださった保護者の皆さん。指導普及に尽力されているビーチ連盟の皆さん。応援くださった全ての皆様に感謝したいと存じます。
バレー好きな子が集まり、夢を抱き、感動できる。そんな『地域のバレー塾』で在り続けられるよう、これからも一生懸命頑張っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
第70回全日本バレーボール高等学校選手権大会 ベスト8
春の高校バレーを振り返って -富山第一高等学校女子バレーボール部 監督 宮本 雅也-
富山第一高等学校にとって春の高校バレーのベスト8は「悲願」だっだ。ベスト16での敗退は過去4度。身長が低くても戦えるコンビバレーを貫いてきたが、ベスト8はもう無理かと思っていた。大きい選手がいないので、工夫と努力で頑張るしかない。オーソドックスでは勝てないので、トリッキーなバレーをしないと点数が取れない。選手たちは本当によくやってくれた。よくついてきてくれた。試合中、選手が最後まで目の輝きを失わずに向かっていく姿に感動した。これまで悔しくて泣きながら東京から富山に帰ったことが何度もあった。夢を諦めようと思ったこともあるが、ようやくベスト8になることが出来た。
3年生は最後にベスト8の夢がかなって良かったな。入学してからずっと朝は午前7時から、放課後は午後9時まで、1年365日、1日も休まずに練習を重ねてきた。夢を絶対かなえるという強い思いと練習が結果を生んだ。1・2年生には、ベスト8まで行った嬉しさと準々決勝で負けた悔しさを今後につなげて、ベスト8以上を目指して頑張って欲しい。
今回はこれまで支えてもらった多くの方々に恩返しするプレーができました。本当にありがとうございました。